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10月, 2009の投稿を表示しています

国立科学博物館

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国立科学博物館 に行ってきました。上野公園にある、国内でも屈指の規模を誇る科学館です。「日本館」と「地球館」という2つの建物に分かれています。今回は時間の都合もあって日本館は見られませんでした。 地球館の目玉は、化石と標本の膨大なコレクションです。地下のフロアには膨大な数の化石があります。恐竜や動物などの化石を展示スペースにぎゅっと詰め込んで展示してあります。大迫力ですね。とくに大きな生き物の大きさに圧倒されます。 で、地上のフロアに行くと、化石ではなく標本の展示になります。標本になると一気に情報量が増すわけで、生命の豊かさに感動しっぱなしでした。 今回のもう一つの目的は、地下3Fにある「霧箱」です。 動画です。 さすがに展示用の大型霧箱、普段実験で使っているものとは違います。放射線源なしでも飛跡がいっぱいです。過飽和層が厚いので、軌跡が3 次元的に見えます。手作りの霧箱ではなかなか見えないような、長い軌跡もたくさん見られます。 この霧箱、学校単位で買うのはとても無理な金額なのです。が、これくらいのものを生徒に見せられたらなぁ。。。と思います。夢ですね。

慶應義塾大学インターネット望遠鏡ネットワークシンポジウム

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慶応義塾大学 日吉キャンパスで行なわれたシンポジウムで、昨年度の取り組みを紹介してきました。 慶應義塾大学インターネット望遠鏡ネットワークシンポジウム 様々な取り組みに関するお話を聞けて、大変実り多いシンポジウムになりました。 イタリアのブレラ天文台の Pareschi教授のお話を聞けたのは収穫でした。大変歴史のある天文台で、最先端の観測を行なうかたわら、教育にも力を入れています。これから高校生を対象とした教育プログラムをスタートさせるそうで、イタリア国内からは申し込みが殺到しているとのことです。こういったプログラムは大変に人気があるとのこと。さすが天文の「本場」イタリアですね。 初期の(ガリレオ、ライプニッツやニュートン)のころの天文学は、自然科学が発展するために大変重要な役割を果たしました。そういった歴史を肌で感じられるような訪問、見学が行なえれば最高だと思います。秋田県の中高生にもチャンスがあるので、実現できるようにがんばっていきたいです。

世界天文年フェスタ in 庄内

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こういうイベントのお手伝いに行っていきました。 世界天文年フェスタ in 庄内 酒田公益分科大学が酒田市・鶴岡市と協力して開催したイベントです。地域の方々が天文の体験活動ができるようなイベントがもりだくさんでした。 望遠鏡づくり 子どもたちは楽しそうに組み立てていました。子どもたちではなく、保護者の方々にとっても楽しめるイベントでした! 観測会 組み立てた望遠鏡で夜空を観察!くっきり見える月や木星の衛星にみんな驚いていました。 この写真は鶴岡市の星の会の方々がもってきてくださった望遠鏡にデジカメをあてて撮影した写真です。縞模様がはっきり見えますし、ガリレオ衛星もひとつ写っています。 インターネット望遠鏡 ずっと協力さしていただいてる「インターネット望遠鏡」の体験会です。この日はミラノの望遠鏡がよく見えました。 本当に良いイベントでした!同様のものを横手でも行おうと検討しているのですが、いまだ実現していません。できるといいなぁ。。

10.1 秋田中央高校 出張授業 「世界はひもからできている」

久しぶりの「ひも授業」です。今回は秋田中央高校の3年生が対象。秋休みの補習時間を利用して希望者が集まってくれました。3年生を相手に授業するのはこれが初めてです。 今回はいろいろと新しい試みを取り入れました。まずやったのが「参考図書の貸し出し」。ひも理論に関する書籍をあらかじめ送っておいて、予習をしてもらいました。読んでもらった生徒に感想を聞くと、やはり「難しかった」そうです。 授業の最後には、丸まった空間(シリンダー)に巻き付いた「ひも」の工作をやりました。が、いまいち意図が伝わらなかったようです。これは要改善ですね。 最後には質問がたくさん出て、生徒のみなさんとたくさん会話ができたのがうれしかったです。どうもありがとうございました!