「清陵プロジェクト」中3理数系 の概要2

自分が担当した授業について紹介したいと思います。

「はかるくん」を用いて放射線を測定する典型的な授業だと思います。

1回目  (1時間)

素粒子や放射線(特にγ線)のこと、「はかるくん」の説明などをしたあと、大気中の放射線の観測を行いました。その後、次回の授業でどんな測定をするか決めさせました。

ここでは、γ線の詳しい性質はほとんど話していません。γ線がどんな性質を持つのか予想させ、そして観測で確かめるという「仮説−検証」のステップを体験してもらうのが目的です。

2回目  観測と発表(2時間)

最初の1時間で、前回決めたプランに基づいて観測を行います。屋外で観測したグループ、部屋で観測したグループ等、様々でした。2時間目は観測結果をまとめた上で、班の代表に結果を発表してもらいました。最後に「霧箱」で放射線の軌跡を見ました。

やってみて

もう少し事前の説明をしてもよかったかと思っています。生徒の知識が全くない状態なので、仮説が立てづらかったかと思います。生徒の観測を行う前に、「お〜、自分でも調べてみたい!!」と思わせる仕掛けが必要だと思いました。霧箱を最初に持ってくれば良かったかも。

中学校3年生の皆様、先生方、どうもありがとうございました!

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