OECDの国際成人力調査PIACC

PISA調査が話題になることが多いOECDから、成人向けの調査結果が発表されました。

社会生活で求められる成人の能力を測定した初めての「国際成人力調査」(PIAAC=ピアック)で、経済協力開発機構(OECD)加盟など先進24カ国・地域のうち、日本の国別平均点が「読解力」と「数的思考力」でトップだったことが8日、分かった。日本は各国に比べ、成績の下位者の割合が最も少なく、全体的に国民の社会適応能力が高かった。また、生産現場の労働者などいわゆるブルーカラーの能力が高いことも分かった。[2013.10.8 23:52 msn産経]
文部科学省のレポートはこちら
OECDには詳細なレポートがあります


この結果はなにを意味するのでしょうか?
義務教育段階での「国語」「数学」の充実がこの結果に影響していることは間違いないでしょう。 一方、「理科」が関係すると思われる「IT」の項目では、他の2つ(読解力・数的思考力)とは異なって、平均並みの値です。PISA調査で明らかになった、「成人の科学技術への関心の低さ」が影響しているのでしょうか。PISA調査の結果と整合性があるのか、明らかにできると大変面白いと思います。






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