横手市児童生徒理科研究発表会 13/10/07
10月、11月は子どもたちの理科発表会シーズンです。
秋田の小学校と中学校では、まず市単位での小学校・中学校の大会があり、
これを通過した発表が全県に進みます。今日はその審査員としての参加です。
秋田の小学校と中学校では、まず市単位での小学校・中学校の大会があり、
これを通過した発表が全県に進みます。今日はその審査員としての参加です。
会場の浅舞公民館です。横手駅からは内陸部に15分ほど行った場所です。電車がないのでなんとか都合をつけて車で向かいました。
発表一覧です。
どの発表も生活や地域に密着したテーマを、科学的なプロセスで研究していて、本当に素晴らしいと思いました。平鹿中学校では、地域に生息している絶滅危惧種「イバラトミヨ雄物型」などを含んだ魚類の研究をしておりたいへん興味をもちました。今後の発展が期待できます。勤務校(清陵)の「干しゼンマイはなぜ揉まなければいけないのか」も、身近な疑問を解き明かしていて面白かったです。
自分も中学生・高校生のときにこんな活動ができたらよかったのに、と思えるような内容ばかりでした。
こうして、科学部に入っている子どもたちの活動はたいへん充実する一方、科学部に入っていない生徒に、いかに探究のプロセスを経験させ、科学の方法について学ばせるかというのが難しい問題です。自分の学校でも「探究」を実施していますが、まだまだ課題がたくさんです。今後もしっかり研究していこうと思います。