ここ横手では11月の3週目くらいに初雪が降った。かなり積もったので驚いていたのだけれど、それ以降しばらくいい天気が続いていた。今日の午後になってやっと2回目の雪が降り始めた。これを書いている時点(0:40ごろ)ではかなり積もっていて、さっきも電線に積もった雪がドサッと落ちていくのが見えた。明日の朝どうなっているか楽しみだ。

都会に住んでいたときは、たまに雪が降ると嬉しいくらいにしか思っていなかったが、雪というのは思っていた以上に厄介だ。雨と違って積もる。重いので車からおろしたり道からどけたりするのに一苦労である。しかも滑る。水と雪、相の違いで人間社会に与える影響のいかに違うことか。しかもその違いは温度が寒くなるにつれてだんだん現れるのではなくて、0度という「相転移点」を下回るかどうかで、デジタルに決まってしまうわけである。もちろん全部知っていることだが、こうやって雪国で生活することで、めちゃくちゃ実感するわけである。で、こういう不思議かつ厄介な現象を、「相転移」という普遍的なメカニズムで説明できてしまった物理学のスゴさに改めて感動した。

明日起きたら写真を撮ってみようと思う。

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