研究テーマをどうやって決めたか~Z先生の場合~(1)

自分が物理学の研究テーマをどのようにして決めたのか、自伝的に書いてみます。

高校生のとき

なぜか学校の物理が面白いと感じて、「物理学者になりたい」と思い込みました。それまで科学研究の経験は一切ありませんでした。強いて言うならばラジコンや音楽関係の機材など「機械」が好きだったかなぁ、くらいです。課題研究などというものも全く行われておらず、物理のどの分野を目指すかということも、まるで決めていませんでした。

大学生のとき

4年生になると研究室に配属されます。3年生の課題実験が全て失敗し、自分は不器用なのだと気づきました。実験の無い素粒子論研究室に入りました。

素粒子については「物理」の教科書の最後に書かれています。(数研313の教科書だと391ページ以降。)要するに、物質を構成するもっとも小さい「粒」は何か、そして、それらを結びつける相互作用は何なのかということです。当時の、そして今でも定説である「標準模型」を勉強しました。(高校教科書に書いてある内容そのものです。)











このブログの人気の投稿

第48会 秋田県小・中・高等学校児童・生徒理科研究発表大会 131109

磁石でキュウリを動かす

横手市小・中学校 児童生徒理科研究作品展