課題研究のテーマ設定に役立つリンク集
「課題研究のテーマ設定」は生徒にとっても、指導する教員にとっても、とても難しいものです。そう考える根拠は以下の通り。
【生徒の立場】
基本的に、高校までの教育課程に「自分でテーマを決めて科学研究する」という内容が含まれていません。これまでやったことがないので、難しいのは当たり前です。
【教員の立場】
1年間~今後数年のことを見通してテーマ設定を支援する必要があります。これには、単に研究経験のあるポスドク、というだけでは不十分で「研究費申請書をたくさん書いた経験」「研究室を運営した経験」が役に立ちます。つまりはPIの資質が求められるということです。高校でこれにもっとも近いのは「科学部や課題研究での指導実績が豊富な先生」でしょう。
なにはともあれ、やらないと始まりません。もっとも頼りになる書籍は「課題研究メソッド」
ですが、採用していない学校も多いです。なので webで手に入るものをいくつか紹介します。
調査方法:「課題研究 テーマ設定」でgoogle 検索
↑千葉大学の有名なテキストからの抜粋です。高校生の目線でよくまとまっています。SSH校には冊子があるはずです。
↑こちらも高校生向け。よくまとまっています。
では、高校生として、実際にどれくらいのレベルを目指せばよいのでしょうか。実は、タイトルを眺めているだけで見えてきます。実は、学会や論文誌にも、プロの研究の水準を満たさない「トンデモ研究」が紛れているのですが、専門家ならタイトルを見るだけで見破れてしまうのです。おおざっぱに言うと、「アインシュタインは間違っていた」とか、「宇宙の量子論を完成した」とか、その分野での定説を大胆に覆すのですが、その中に過去の研究を踏まえた専門的なワードが全く入っていないのが特徴です。高校生ならある程度は許されるかとは思いますが、それを自覚したうえで挑戦的に挑むのと、何も知らないでやるのとではやはり違いがあります。
まず高い目標になるのが、全国規模の科学コンテストや各学会の「ジュニアセッション」でしょう。実績のある高校の成果も参考になります。
↑高校生として目指す理想の形に近いのではと思います。授業内容から発展し、高校生として程度の高い内容が盛り込まれていて、事前の調査・学習をしっかりやっている様子がうかがえます。またタイトルの付け方が素晴らしいく学会スタイルになってます。高校生にありがちな、単に「アレロパシー!」みたいなのが一切ありません。
↓以下は教員の立場からの資料です。
【生徒の立場】
基本的に、高校までの教育課程に「自分でテーマを決めて科学研究する」という内容が含まれていません。これまでやったことがないので、難しいのは当たり前です。
【教員の立場】
1年間~今後数年のことを見通してテーマ設定を支援する必要があります。これには、単に研究経験のあるポスドク、というだけでは不十分で「研究費申請書をたくさん書いた経験」「研究室を運営した経験」が役に立ちます。つまりはPIの資質が求められるということです。高校でこれにもっとも近いのは「科学部や課題研究での指導実績が豊富な先生」でしょう。
テーマ設定の方法
なにはともあれ、やらないと始まりません。もっとも頼りになる書籍は「課題研究メソッド」
ですが、採用していない学校も多いです。なので webで手に入るものをいくつか紹介します。
調査方法:「課題研究 テーマ設定」でgoogle 検索
↑千葉大学の有名なテキストからの抜粋です。高校生の目線でよくまとまっています。SSH校には冊子があるはずです。
↑こちらも高校生向け。よくまとまっています。
研究テーマの具体例
では、高校生として、実際にどれくらいのレベルを目指せばよいのでしょうか。実は、タイトルを眺めているだけで見えてきます。実は、学会や論文誌にも、プロの研究の水準を満たさない「トンデモ研究」が紛れているのですが、専門家ならタイトルを見るだけで見破れてしまうのです。おおざっぱに言うと、「アインシュタインは間違っていた」とか、「宇宙の量子論を完成した」とか、その分野での定説を大胆に覆すのですが、その中に過去の研究を踏まえた専門的なワードが全く入っていないのが特徴です。高校生ならある程度は許されるかとは思いますが、それを自覚したうえで挑戦的に挑むのと、何も知らないでやるのとではやはり違いがあります。
まず高い目標になるのが、全国規模の科学コンテストや各学会の「ジュニアセッション」でしょう。実績のある高校の成果も参考になります。
↑高校生として目指す理想の形に近いのではと思います。授業内容から発展し、高校生として程度の高い内容が盛り込まれていて、事前の調査・学習をしっかりやっている様子がうかがえます。またタイトルの付け方が素晴らしいく学会スタイルになってます。高校生にありがちな、単に「アレロパシー!」みたいなのが一切ありません。
↓以下は教員の立場からの資料です。