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3月, 2015の投稿を表示しています

Macbook 12インチは買いか?

http://www.apple.com/jp/macbook/ 久々に欲しいと思えるmacだと感じました。が,横手では実物を触れそうにありません。(売っている店がありません。)  白いmacを使っている人をあまり見かけなくなってきました。新しいの欲しい。。。

あきたサイエンスカンファレンス(ASC2015) 無事終了しました

博士教員教育研究会 が主催する, あきたサイエンスカンファレンス ,今年も無事終了しました。 秋田魁新報で紹介されています。 研究発表の形態としてはすっかりメジャーになったポスターセッション,学会のジュニアセッションや,SSH校,理数科の高校などでは盛んに行なわれていますが,秋田県内で,ふつうの学校が自由に発表できる場は,ここ「あきたサイエンスカンファレンス」しかありません。 高校生にとって,外部での発表は重要な意味を持ちます。聴衆は他校の生徒です。審査員や先生ではなく,純粋に自分の発表に興味をもってくれる聴衆に向かって話すからこそ,「伝えたい」「伝えられなかった」と真剣になれるのです。聴衆とインタラクティブに話せるので,原稿読みの一方通行にならず,「会話」できるのもよいところです。 講師の 川崎先生 のトークも,審査でほんとんど聞けなかったのが残念だったのですが,高校生の心をがっちりつかんでいて,大人気でした。 教員も生徒も,学校の外で,人とのつながりを作っていけるたいへん貴重な機会でした。関係した皆様,どうもありがとうございました。

SSH中間評価

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている高校は,5年の指定機関のうち3年目に中間評価があります。事業が計画通り振興しているかを文科省・JSTから厳しくチェックされます。学校にとっては残り期間のSSHの運命を決定づける,重要な評価です。 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/27/02/1355377.htm 年を経るごとに評価の段階が細かくなってきており,今回はなんと5段階評価になっています。  注目すべきは,東北地区の学校の健闘です。上から2番目の「これまでの努力を継続することによって,研究開発のねらいの達成が可能と判断される」に5校もランクインしています。関東・関西・九州と比べて指定校の数が少ないことを考えると,大健闘と言えます。 東北地区の学校は,毎年の「教員研修」や「東北地区発表会」で顔を合わせいる仲間です。先進的な英語教育や課題研究などの取組で頑張っている姿をずっと知っているだけに,今回のこの健闘は本当に嬉しいです。しかも,全て公立校で,県内の進学トップ校もあればそうでない学校もありますが,都会にある「超進学校」ではないですし,潤沢な予算とか大学の付属校とか,でもありません。つまり, いわゆる「普通の学校」が並々ならぬ努力をして名を連ねているわけで,本当にすごいことだと思っています。自分の勤務校もこれに続けるように頑張ろうと思いました。

中教審

ちょっと前のニュースですが,秋田県教育長の米田進氏が 中教審の委員になっています。

最近の活動から

あっという間に3月,卒業式のシーズンです。今年度ももう終わりだなぁ,と思って,このまま終われればよいのですが,SSHの報告書に加え,博士教員教育研究会が主催する ASC2015 , 新潟大学での物理教育ワークショップ, 天文学会 と3つも予定が入っています。 最近の活動を振り返ってみます( リストはこちら )。2月にはいくつか出張授業がありました。大曲小学校ではいつもの磁石の授業を実施,今年も楽しんでくれました。横手高校では2年理数科の課題研究の準備を1年のこの時期に始められるということで,課題研究の方法についてお話してきました。最近,SSHの次期申請と関連して,東北大学の 有本先生 を中心としたグループと議論をさせていただいており,いわゆる「新しい能力」についての勉強・理解を深めているところです。「研究をする」という営みがいかに難しく,創造的な活動であるかということを再認識しているところです。そういった最近の経験からわかったことを,横手高校の皆さんにお話させていただきました。湯沢高校「ひも理論」では,「弦の振動」を学び終わった生徒さんだということなので,少し演習っぽいものを入れてみました。「物理基礎」で学ぶ「固定端」は,ひも理論の近年の発展を支えた「D-ブレーン」なのだということをお話してきました。湯沢でも横手でも,みなさんよく聞いてくれ,楽しんでくれたと感じているのですが,やはり最後の質疑応答で,シャイなのかあまりお話ができませんでした。高校の授業の場合,次の授業や帰りの会の時間が決まっていて,研究者のセミナーでよくある,「トーク後の,インフォーマルな,だらだらした感じの会話」ができないのがとても残念です。 今年度も,台湾での新たな出会い,東北大学の皆さんとの出会い,物理教育学会東北での出会いなど,印象的な出来事が多くありました。残る3月の活動が価値あるものになることを祈るばかりです。