投稿

3月, 2012の投稿を表示しています

【出張授業】大曲小「発光ダイオードで遊ぼう!」120301

イメージ
毎年呼んでいただいている 大曲小 ですが、今回の授業は初挑戦。発光ダイオードを使った実習です。実験の内容は教科書にも載っているものです。コンデンサーに電気をためて、豆電球とLEDを接続。双方の点灯時間を計測します。もうひとつ、「LEDで太陽光発電」のネタを披露しました。こちらも生徒にやらせたかったのですが、発電量が少ないのでディスプレイのみです。 長年お世話になった茂木校長は今年度で退職されます。毎回呼んでくださるたびに、ためになる話をたくさんしてくださいました。教員研修を頻繁に行ない、自分のようなゲストティーチャーを外部からたくさん呼び、校内の授業にもしっかりと目を配る。その結果、秋田の将来を担うような素晴らしい生徒がたくさん育っています。「学力日本一の秋田県」を文字通り代表するような素晴らしい学校、そして校長先生です。本当にお世話になりました。

あきたサイエンスカンファレンス

イメージ
だいぶ日がたってしまっていますが、3/16に行なわれた「 あきたサイエンスカンファレンス 」の様子を紹介します。 この発表会、秋田県の博士教諭が結成した、 博士教員教育研究会 が主催するもので、今回が初めての試みでした。発表中は他校の生徒から質問がたくさん出ます。思っていた以上にアクティブで感動しました。 発表が終了後は、東北大学 佐藤由佳さんの講演。これが自分たちの未来の姿かも?秋田県出身の先生の講演にみんな釘付けでした。 最後は集合写真。たいへん充実した研究会となりました。秋田県の科学研究のレベルアップが着実に進んでいるなぁ、と感じた一日でした。

日本物理学会@関西学院

イメージ
今回の学会はジュニアセッション、物理教育のセッション、そして素粒子のセッションと盛りだくさんでした。 関学。後ろに甲山が見えます。まるで西洋の街にいるようなキャンパスでした。 初日はジュニアセッションです。指導している「霧箱」グループの生徒たちは本当に立派に発表していました。発表の内容は、SSHの発表会なんかとは多少毛色が違って、身近な現象や、教科書に出てくるレベルの実験を注意深く調べているものが多いように思います。いわゆる「寺田物理」的な内容ですね。 新しくなった大阪駅。斜めになっているのは駅のホームにかかる屋根です。開発がどんどん進んで、梅田周辺がさらに迷宮化してきました。ヨドバシまでいくのにものすごく苦労したり、阪急百貨店が工事中で道がらっと変わっていたり。東京の新宿も迷宮ですが、あちらは層状の構造がややこしいのに対し、梅田はもっと広がりがあり、トリッキーな経路が多い気がします。 開発を象徴する絵。昔からあるツインタワーに移る、建設中のビルです。 2日目は自分の発表をしました。県の合宿セミナーで行なった、物理チャレンジ「氷の密度」に関する報告です。SSHや合宿セミナーでは、生徒をグループに組んで実験をやることが多いのですが、その題材として「物理チャレンジ」の課題を使おう、という内容です。おおむね好意的な反応だったと思っています。 3日目にはもう帰らなくてはいけません。午前中は IPMU 村山斉さんの講演。物理の研究者向けの講演ではありますが、たいへんに分かりやすく、さすが、と思わせる内容でした。カブリ研究所になったりして、その高評価ぶりが評判になっている研究所ですが、やはりミッションの明確さとそれを実現するための手だてをしっかりしていることが理由でしょう。SSHの運営においても参考になる点が山ほどあるはずなので、いつか訪問したいと思っています。 正月にも関西に帰りましたが、そのときはほとんど外食する暇がなかったので今回はエンジョイしました。 やっぱり関西といえば。。うどん!安いし、手軽に食べられるので重宝します。今回は阪急電車での移動が多かったので、「阪急そば」に何回か行きました。