日本物理学会@関西学院

今回の学会はジュニアセッション、物理教育のセッション、そして素粒子のセッションと盛りだくさんでした。


関学。後ろに甲山が見えます。まるで西洋の街にいるようなキャンパスでした。




初日はジュニアセッションです。指導している「霧箱」グループの生徒たちは本当に立派に発表していました。発表の内容は、SSHの発表会なんかとは多少毛色が違って、身近な現象や、教科書に出てくるレベルの実験を注意深く調べているものが多いように思います。いわゆる「寺田物理」的な内容ですね。


新しくなった大阪駅。斜めになっているのは駅のホームにかかる屋根です。開発がどんどん進んで、梅田周辺がさらに迷宮化してきました。ヨドバシまでいくのにものすごく苦労したり、阪急百貨店が工事中で道がらっと変わっていたり。東京の新宿も迷宮ですが、あちらは層状の構造がややこしいのに対し、梅田はもっと広がりがあり、トリッキーな経路が多い気がします。


開発を象徴する絵。昔からあるツインタワーに移る、建設中のビルです。

2日目は自分の発表をしました。県の合宿セミナーで行なった、物理チャレンジ「氷の密度」に関する報告です。SSHや合宿セミナーでは、生徒をグループに組んで実験をやることが多いのですが、その題材として「物理チャレンジ」の課題を使おう、という内容です。おおむね好意的な反応だったと思っています。

3日目にはもう帰らなくてはいけません。午前中はIPMU 村山斉さんの講演。物理の研究者向けの講演ではありますが、たいへんに分かりやすく、さすが、と思わせる内容でした。カブリ研究所になったりして、その高評価ぶりが評判になっている研究所ですが、やはりミッションの明確さとそれを実現するための手だてをしっかりしていることが理由でしょう。SSHの運営においても参考になる点が山ほどあるはずなので、いつか訪問したいと思っています。

正月にも関西に帰りましたが、そのときはほとんど外食する暇がなかったので今回はエンジョイしました。


やっぱり関西といえば。。うどん!安いし、手軽に食べられるので重宝します。今回は阪急電車での移動が多かったので、「阪急そば」に何回か行きました。

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