総研大 物理科学研究科セミナー (2)

総研大 物理科学研究科セミナー の続きです。午後は博士号をとって異分野へ進出した方々とのパネルディスカッションです。トップバッターはわたくし。



DSCN0843.JPG


高校で何をやっているのか、なぜ高校教員になったのか、いろいろお話しました。他のお二人の講師の方々もトークをしました。



DSCN0881.JPG


左から、日本総研の宮内洋宜 氏、セイコーエプソンの神保成昭氏、そして私、です。お二方とも大変面白い話をしてくださいました。神保さんはモノづくりで活躍されておられます。カンと経験に頼っていた工業製品の設計もシミュレーションすれば行程を早められますよ、そこで博士の力が活かせる、というお話でした。宮内さんは主に低酸素化関連のビジネス提案をされているそうです。よくTV出演されているそうで、バリバリの関西弁トークに脱帽でした。自分も関西人ですがしゃべりが下手なので。。。


お二人とも、学位を取られてから民間に行かれて、「まったく後悔していません」とか、「転職です」など、大変力強いメッセージが印象的でした。


こういうセミナーで話をするのは大変楽しいのでいつも喜んで引き受けさせてもらっているのですが、実は一番望むべきことは、こういうセミナーが無くなることではないでしょうか。博士がいろんな分野に普通に出て行って、普通に評価されるのが当たり前になれば、こういうイベントをやる必要はないわけですから。


お世話になった総研大の皆様、講師の方々、どうもありがとうございました!またどこかで会えることを願っています。

このブログの人気の投稿

第48会 秋田県小・中・高等学校児童・生徒理科研究発表大会 131109

磁石でキュウリを動かす

横手市小・中学校 児童生徒理科研究作品展