iPad miniと教育

iPad miniが出ました。

iPadより小さくなって、重さが半分くらいになりました。となれば、教育現場での仕様がずっと楽になります。

実際、こんな記事もありました。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/taromatsumura/20121024-00022172/


従来のiPadはやはり大きく、重く、子どもに扱わせるにはかなり不安です。使わせる場合はしっかりとしたスタンドに置くなどの工夫が必要です。


e-learning が大変重要であることは従来から代わりません。物理の学習においても、計算の仕方、図の書き方など、クリアすべきポイントがたくさんあります。生徒によってつまずく場所が違うので、丁寧に指導したいのですが40人クラスでは不可能です。家でしっかり学習すべきですが、そもそもそれができない子もいます。答えを渡すと丸写しのケースもありますし、答えを渡さなければ白紙で帰ってくる。

e-learing は以下のような理由で優れています。

  • ずるができない、ようにできる。(隣の子の画面を見ない、という注意が必要ですが)
  • 進展具合を機械で管理できる。システムをデザインすれば全生徒の進み具合を見ることも可能。
物理のe-learnigにおける最大の課題は、「作図の入力に対応できるか」ということです。運動方程式を説く場面で力の図を書いたり、波の重なる図を書いたりと、作図が多いのでそれが正しくできているかチェックが必要なのです。これまでのコンピューターだと難しかったですが、タッチで入力できるiPadならそれなりにできるのでは、と考えています。

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