2月23日 横手南小学校

またまた小学校での授業です。場所はかまくらが終わったばかりの南小学校。本校の清陵のもう一人の博士号教諭、須田宏先生とのタッグです。内容は再び3年生の磁石ですが、「身の回りで使われている磁石」がテーマです。須田先生はモーターの仕組みについての授業。

さて、自分は何をやればいいのか。。。と、授業に行く前に考えました。身近な磁石の用途を大別すると、

  1. 動力(モーターや発電機)

  2. ものをくっつける(クリップ等)

  3. 情報の記憶


と行った感じに分けられると考えました。1. は須田先生がやってくださいます。で、私は3. をメインにすることにしました。やったのは「電車の切符に鉄粉をふりかける」というもの。よく知られている実験で、「砂鉄 切符」と検索するといろいろ例が出てきます。

前日に模様がちゃんと見えることだけを確認して授業に望んだのですが、実はけっこう奥が深いことがわかって、授業をやりながらどんどん内容をグレードアップさせていきました。

まず、切符には3本の線が現れますが、よく見ると細かい模様があります。これをルーペで観察させて、模様を黒板に書いてもらいました。思いもかけず、「観察→考察」という流れを作ることができて、自分ではけっこう満足していたのですが生徒のみんなはどう感じていたのでしょうか。とにかく、南小学校のみなさん、お世話になりました!

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