DSCF5823.jpg Originally uploaded by ztaro21 今週の台北は快晴だった。先週はずっと雨が続いていたのでかなり嬉しい。今日もいい天気で、「101に行くなら今日しかない!」ということで家族みんなで台北101へ。 101の展望台から見える景色は、まさに「リアルGoogle Map」といった感じ。豆粒大の車やバイクがごにょごにょと交差点を曲がっているのが見える。写真は台湾大学を狙って撮影したもの。真ん中の白い物体が台湾大学の体育館。隣の運動場も見える。 日頃は庶民的な雰囲気の台北市南部で暮らしているので、ここに来るたびに強烈な「都会」を感じる。東京でいうと上野から表参道ヒルズとか六本木ヒルズに行くようなもの。 たまに台湾を訪れた外国人が、「沢山お金をかけてあんな高いビルを建てて、意味あんの?ばかばかしい」と漏らすことがある。まぁそれも一理あるけれども、少なくとも僕にとって101はそう捨てたものでもない。まず101の写真を撮るのは非常に楽しい。市内のいろんなとこから見えるからいろんな写真が撮れる。夜は光ってすごく奇麗。昼は101の見え具合で天気の善し悪しが一目瞭然。ほかの場所から帰ってきたときに、101が見えると「帰ってきたなぁ」と一安心。 日本にこういうランドマークがあったかな、と考えたとき、かつては東京での富士山がこういう役割を果たしていたのだろうなあ、と思った。晴れていればどこからも見える存在。そうか、101は「台北人にとっての富士山」なのか。