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11月, 2007の投稿を表示しています

ビジター

先週もお客様がたくさん来てくださってにぎやかだった。lattice QCDのグループではKEKの若い方々3名が滞在。なかでも山田氏は大学生時代からの付き合い。年に何回かはKEKに行くので、そのたびに会えるのは嬉しい。台湾大学物理棟13F周辺の日本人の数は去年より減少したものの、こうしてビジターが来るとすぐに日本人だらけの状況ができあがってしまう。ここは日本なのかと錯覚してしまう。 週末は家族と楽しく過ごせた。娘は予防接種で注射針を太腿にブスっと刺されたが、まったく嫌がることなくむしろケラケラ笑っていた。つおい。

Safari and Gmail

今週末ごろにMacのアップデートをしたら、Safariがアップグレードされた。といっても外見も機能もほとんど変わらない。ただ、 ここ にあるように、Gmailのオートコンプリートが効かなくなった。メールを書くときはいつもこの機能を使っていたのですごく不便。バグのようなのでそのうち対応してくれることを期待。

台北101

イメージ
DSCF5823.jpg Originally uploaded by ztaro21 今週の台北は快晴だった。先週はずっと雨が続いていたのでかなり嬉しい。今日もいい天気で、「101に行くなら今日しかない!」ということで家族みんなで台北101へ。 101の展望台から見える景色は、まさに「リアルGoogle Map」といった感じ。豆粒大の車やバイクがごにょごにょと交差点を曲がっているのが見える。写真は台湾大学を狙って撮影したもの。真ん中の白い物体が台湾大学の体育館。隣の運動場も見える。 日頃は庶民的な雰囲気の台北市南部で暮らしているので、ここに来るたびに強烈な「都会」を感じる。東京でいうと上野から表参道ヒルズとか六本木ヒルズに行くようなもの。 たまに台湾を訪れた外国人が、「沢山お金をかけてあんな高いビルを建てて、意味あんの?ばかばかしい」と漏らすことがある。まぁそれも一理あるけれども、少なくとも僕にとって101はそう捨てたものでもない。まず101の写真を撮るのは非常に楽しい。市内のいろんなとこから見えるからいろんな写真が撮れる。夜は光ってすごく奇麗。昼は101の見え具合で天気の善し悪しが一目瞭然。ほかの場所から帰ってきたときに、101が見えると「帰ってきたなぁ」と一安心。 日本にこういうランドマークがあったかな、と考えたとき、かつては東京での富士山がこういう役割を果たしていたのだろうなあ、と思った。晴れていればどこからも見える存在。そうか、101は「台北人にとっての富士山」なのか。

COSPA

昨日から台大で COSPA という国際会議をやっている。毎年恒例の宇宙論の会議。部屋を二つ使ってパラレルセッションで、しかもトークの時間はかなり短かいので、かなりトークを詰め込んでいる感じだ。 去年は何日か出席したけれど、今年は今日の午前中のstring・素粒子関係のトークだけ聞くことにした。QCD、現象論、stringといろいろ盛りだくさんだったけど、stringはほとんど台湾の「身内」のトークだった。Bin Chen氏とSeoktae Koh氏は、時間座標と空間座標が非可換な場合にCMBがnon-gaussianになる、という話をしていた(この方面では、R. Brandenberger と師匠のPei-Mingの仕事が有名らしい)。 他の身内のトークは、古内さんの話以外は聞いたことのあるネタだった。古内さんは壮大なプランについて話してくださった。壮大すぎてあまり理解できなかったので、また個人的に聞いてみよう。 午後からはみんな遠足に行ったり、オフィスに戻ったりで、ぼく一人になってしまった。朝早くてかなり疲れたので、某有名ポスドクとだべって、そのあと書類を書いて終了。

blog開設

ポスドクとして台湾に来てから、もう1年以上も経ってしまった。海外でポスドクをするのは初めての経験なので、こっちに着いたときからブログを初めていれば他の人にとっても少しは役に立つような、面白いものができたのかもしれない。でも、なんとなく始めるタイミングを逃してしまっていた。 で、最近、日本に残してきた家族と合流したのを期にブログを始めることにした。日記とかジョキングとか、長期間コツコツと続ける類のものは長続きしたことがないのだが、このブログもどうなることやら。