7月6日は秋田高校の学園祭「秋高祭」の科学シンポジウムにパネリストとして出席。記念すべき「出張授業」のスタートだった。授業ではなかったけど。 いちおう出張だったので、スーツの上着を着ていったら暑いのなんの。校内にはエアコンがついている場所がなかったので、玄関前の屋根があるスペースでひたすら涼んだ。高校はかなり高い丘の上にあって、そこでは風が吹き上げてくるので、室内にいるよりいくぶんましだった。 シンポジウムはエアコンの効いた図書室で行われた。パネリストは勢揃いした博士教員5名+秋田高校の生徒1名、聴衆は半分くらいが中高生で、それ以外は秋高祭を訪れた方々や先生方。素粒子とひも理論に関するちょっとした紹介をやったのだけど、冒頭で「物質は何でできている?」と質問して、生徒から「ひも!」という答えが帰ってきたのには驚いた。それでちょっと調子が狂った(笑)けれども、なんとか終わらせた。他の先生方のトークも学生時代の話などを交えて盛り上がった。というわけで、シンポジウムは無事成功のうちに終わった。 この企画、他の博士教員の所属する学校でもやったらいいのでは、と思っているのだけれどもどうだろう。博士教員はちょうど5人なので、ゴレンジャーっぽいコスチュームを着てやれば内容はどうであろうと絶対にうけるだろう。 ネイガー との競演が実現すればさらに盛り上がることまちがいなし。ただ、モモレンジャー役がいない。困った困った。