ビジターその2
12月後半は日本がお休みモード、しかし台湾はお仕事モード(旧正月が本格的な休みで年末年始は普通にやっている)。というわけで、今週から12月末までが日本人ビジターのピークの模様。なんか、ほぼ毎日セミナーがあって忙しい。
今日はドイツからStefanという方が来られて、NTUのメンバーと歓談。彼の専門であるOrbifold、それと宇宙論やらLHCやらloop quantum gravityやら、いろんな話をしてくださった。さらにそのあと個人的に議論していただけて非常にうれしかった。
Orbifoldというのは、いわば折り紙を折った角のように「とんがった」空間のこと。時空にとんがりがあるとそこで微分積分ができなくなって困るので、ふつうは物理ではなめらかな空間しか考えない。しかしストリング理論では事情が異なる。「とんがり」のまわりをうようよしている量子的なストリングのおかげで角が「なめらかに」なって、物理的な空間として扱えるようになるのだ。あまり直感的な理解をしてないので「なんで?」といわれても「計算したらそうなる」としか答えられない。ストリング理論の特徴的な性質のひとつだと思う。
今日はドイツからStefanという方が来られて、NTUのメンバーと歓談。彼の専門であるOrbifold、それと宇宙論やらLHCやらloop quantum gravityやら、いろんな話をしてくださった。さらにそのあと個人的に議論していただけて非常にうれしかった。
Orbifoldというのは、いわば折り紙を折った角のように「とんがった」空間のこと。時空にとんがりがあるとそこで微分積分ができなくなって困るので、ふつうは物理ではなめらかな空間しか考えない。しかしストリング理論では事情が異なる。「とんがり」のまわりをうようよしている量子的なストリングのおかげで角が「なめらかに」なって、物理的な空間として扱えるようになるのだ。あまり直感的な理解をしてないので「なんで?」といわれても「計算したらそうなる」としか答えられない。ストリング理論の特徴的な性質のひとつだと思う。