SFT2010
専門分野の研究会に行って発表してきました。
ひも理論の中に、「SFT」、日本語では「弦の場の理論」という分野がありまして、この分野で活躍する世界中の研究者が京都に集結して行なわれました。
この分野は日本人研究者の貢献が非常に大きいのです。そもそもSFTの「元祖」は有名なKaku-Kikkawaの理論ですし、京都の「HIKKO」グループはゲージ不変なSFTをWittenとほぼ同じ時期に完成させ脚光を浴びました。自分が大学院生になった1995年はそれからほぼ10年後で、SFTはひも理論研究の主流からは外れていましたが、国内にはこの分野を地道に研究する流れがしっかりと続いていました。自分もその影響下で育って、この分野を選んだわけです。
で、その記念すべき京都の地でSFTの研究者が集結するという、夢のような研究会が行われました。スケジュールの都合を主催者側に伝えてあったこともあり、自分の出番は、間違いなくこの研究会の「目玉」であるSchnablの直後になってしまいました。彼の発表のサプライズの後で(彼は未発表の内容を話しました)ええんかいな、、と思いつつも、みなさんなんとか聴いてくれたのが救いでした。
仕事の都合で2日目の午前中には会場を後にしたのですが、本当に濃く、素晴らしい時間が過ごせたと思います。参加者のみなさん、そしてなによりオーガナイザーのみなさん、ありがとうございました!
SFT2010
ひも理論の中に、「SFT」、日本語では「弦の場の理論」という分野がありまして、この分野で活躍する世界中の研究者が京都に集結して行なわれました。
この分野は日本人研究者の貢献が非常に大きいのです。そもそもSFTの「元祖」は有名なKaku-Kikkawaの理論ですし、京都の「HIKKO」グループはゲージ不変なSFTをWittenとほぼ同じ時期に完成させ脚光を浴びました。自分が大学院生になった1995年はそれからほぼ10年後で、SFTはひも理論研究の主流からは外れていましたが、国内にはこの分野を地道に研究する流れがしっかりと続いていました。自分もその影響下で育って、この分野を選んだわけです。
で、その記念すべき京都の地でSFTの研究者が集結するという、夢のような研究会が行われました。スケジュールの都合を主催者側に伝えてあったこともあり、自分の出番は、間違いなくこの研究会の「目玉」であるSchnablの直後になってしまいました。彼の発表のサプライズの後で(彼は未発表の内容を話しました)ええんかいな、、と思いつつも、みなさんなんとか聴いてくれたのが救いでした。
仕事の都合で2日目の午前中には会場を後にしたのですが、本当に濃く、素晴らしい時間が過ごせたと思います。参加者のみなさん、そしてなによりオーガナイザーのみなさん、ありがとうございました!