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12月, 2013の投稿を表示しています

原子・原子核・素粒子の教育に関するワークショップ @名古屋 131211

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名古屋で行なわれている「 先進科学塾 」の一環として,放射線教育関係者によるワークショップが開催されました。そこに私も参加して,「霧箱」の実践について報告してきました。→ファイルは こちら。 会場の名古屋市科学館。 名古屋駅から地下鉄で1駅いったところにあります。歴史は古いそうですが,最近改装されたそうで,たいへん立派な建物です。 会場ではかなり貴重な経験ができました。海外からの マジョリー バーディーン さんは,フェルミラボでの教育について紹介してくださいました。LHCのCMS検出器での実際のイベントを用いた,高校生向けのプログラムでは,われわれ聴衆も生徒となって演習に参加させていただきました。福島高校の原先生は,福島での実践を紹介してくださいました。当時の教員の,そして生徒たちの緊張感が伝わってくるような内容で圧倒されました。また,高感度なことで有名な 林煕崇先生の霧箱を 見ることができたのもたいへんな収穫でした。 最後に,科学館で拝見させていただいた, 巨大なテスラコイル です。ものすごい音,迫力にビックリしました! 参加者の皆様,どうもありがとうございました!!

ヒッグス粒子・日本・東北 本日開催!!

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ヒッグス粒子・日本・東北 本日開催!! 本日開催です。が, すごい雪です。横手に住んで6年経ちますが,短い期間にこれほど積もるのは珍しいです。 お気をつけて,ご無理なさらずにお越しください。 (欠席,遅刻に関して連絡は不要です。予定通り開始します。途中でも遠慮なくお入りください。)

OECD生徒の学習到達度調査(PISA2012)の結果

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すでに発表されて,メディアで報道されています。 国立教育政策研究所による分析結果はこちら→ http://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/ 報じられている通り,読解力,数学的リテラシー,科学的リテラシーについては着実に向上しており,「脱ゆとり」の成果だといえるでしょう。OECD平均をはるかに上回っており,トップのグループに属しています。 気になる点 その1 一方,「数学的リテラシー得点に影響を与える要因」についてもわずかに向上しているものの, こちらは依然としてOECDの平均よりかなり劣るのです。この項目では「数学における興味・関心や楽しみ」、「数学における道具的動機付け」、 「数学における自己効力感」、「数学における自己概念」、「数学に対する不安」をアンケート形式で調査しています。つまり,日本の15歳は,他国に比べて「数学を楽しんでおらず,意欲がなく,自信もない」ということになります。 韓国も同様の傾向を示しています。この日本の「学習意欲が低くて自信がないのに,成績がよい」という不思議な状況は何を意味しているのでしょうか。 気になる点 その2 各国の「数学的リテラシー」と「基本問題の学習経験」および「応用問題の学習経験」の分布では, 「基本問題の学習経験が多いほど,数学的リテラシーが高い」(正の相関) 「応用問題の学習経験が多いほど,数学的リテラシーが低い」(負の相関) という傾向がみてとれます。 「数学的リテラシー」で出題されている問題例をみたかぎりでは,明らかに「応用問題」が出題されています。にもかかわらず,基本問題の学習経験が多い国ほど成績が良い傾向があるのです。これも不思議です。