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2012/07/04 鳳中インタビュー

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8月にインターンシップに来てくださった鳳中のみなさんですが、実は、7月には別の学年がインタビューに来てくださっていました。その様子を紹介します。 まずは質問に答えます。「なぜ研究者になろうと思ったのですか?」「どんな勉強が必要ですか?」 時間が短かったので、実験やビデオ等はできませんでした。ひも理論の教科書や論文、そして自分の研究ノートを紹介しました。興味津々で眺める生徒たち。 秋田県南地区には大学がありません。研究者を呼ぶのも、訪問するのもひと苦労です。そんな中、総合的な学習の一環として有意義な活動ができたかと思います。「秋田最南端の博士号教諭」をぜひご活用下さい。 中学校からの依頼をお待ちしています。

SEES2012 8/30 ~ 9/3

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SEES2012のレポートつづきです。 オフィシャルな情報はこちらしか見つけられませんでした。 http://w1.ceels.org/highscope/web/uploads/tadnews/file/nsn_149_1.pdf http://w1.ceels.org/highscope/web/uploads/tadnews/file/nsn_149_2.pdf ただしこれは全体のうち2日間行なわれた国際シンポジウム(教員向け)のプログラムです。実際はこれと並行して、生徒のワークショップやポスター発表などが組まれていました。 発表の様子です。中身はこの夏、京都や盛岡で話したものと同じ。好評でした。     右側が生徒が泊まっていた義守大学の寮です。左はアジア最大のショッピングモール。恐ろしく豪華な宿泊ですね。     生徒のポスター発表の場所。体育館です。      六合夜市。高雄市街地にあり、大学からは遠いです。   「愛河」です。その名のとおり、有名なデートスポットです。 昨年のSEES2011に引き続き、たいへん刺激的で有意義なイベントでした。生徒も、そして教師も良い意味で「変容」したと確信しています。生徒を対象とした国際科学シンポジウムは、その性格上、実践例もそれほど多くないと思いますので貴重な経験です。こういうイベントに参加できるのもSSHをやっているからこそで、本当にやっててよかったなぁ、と思います。今回も台湾や日本のたくさんの先生、生徒と知り合うことができました。台湾のかたがたのホスピタリティには本当に感謝するばかりです。 再見!

2012/7/31 鳳中インターンシップ

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高校2年生を担当している年は、高校生「インターンシップ」に送り出す仕事を経験しました。市内の職場体験ができる貴重な機会です。今年はなんと、インターンシップを「受け入れる」側を経験することになりました。鳳中学校から元気な男子3名が訪問してくれました。 ちょうど出張実験の合間の期間だったので、実験の準備などを体験してもらうことにしました。 8/1に秋田中央高校で行なう「霧箱」の予行演習です。みなさん見るのは初めてだそうです。   「インターネット望遠鏡」も体験! 湯沢市で行なう教員研修の予行です。 この他にも、せっかく来てもらったので、「研究者」としての生活の様子などインタビューしてもらいました。初めてみる英語の教科書や論文に驚いていたようです。  外で行なっている出張授業や、今回のような活動は、「未来の科学者」の種を蒔いているのだと思ってやっています。追跡調査等は難しいですが、いつか「瀬々先生の授業を受けて科学者を志した」と言ってくれる人が現れるのを期待するばかりです。